先日、日本中学校体育連盟から驚きの発表がありました。
「3年後の令和9年度以降大会のあり方を見直し、水泳やハンドボール、体操、新体操、ソフトボール男子、相撲、スキー、スケート、アイスホッケーの合わせて9つの競技について実施しないことを決めた」と発表した。
理由として、少子化による生徒数の減少や夏の大会の暑さ対策、それに、運営に関わる教員の負担などがあげられている。
僕は長年スピードスケートをやってきましたが、中学時代を思い出すと、全国大会を目標に一生懸命練習していたなと懐かしくなります。
全国大会の会場が長野県にあるMウェーブ(長野オリンピックやW杯が多く行われている日本で最初のスピードスケート屋内リンク場)という事もあり、中学スケーターであれば誰もが憧れ、目標とする場所です。
そういった目標の場所がなくなってしまうとスケートを小学生で辞めてしまう子供たちが多くなってしまい、スケート人口がまた減少してしまう可能性があり、やっと世界と同じレベルで戦えるレベルまで上がっている日本なのに、次世代が続かないとスケートという競技がマイナー以下になってしまう可能性があります。
※マイナー以下は言い過ぎました
現在、スケート連盟が、全国大会に替わるスケート大会を検討しているので、その大会がこれからの中学スケーターの目標となる大会になるように連盟にも頑張ってほしいです。
ただ、こういったニュースを聞くと、この15年間だけでスポーツにも影響を及ぼすくらい少子化が進んでいるんだとしみじみ感じました。
また、オリンピックシーズンでもあったので世間ではスポーツが盛り上がっている反面、次世代にスポーツを繋げていく厳しさもあるので今後のスポーツ界には、いろいろ頑張ってほしいところですね。